自転車に乗って道を走る人々のグループ最近、「ロードバイクってすごくカロリー消費が高いらしいよ」という話をよく耳にするようになりました。たしかに、風を切って走る姿は見た目にも爽快で、運動してる感は抜群です。

一方で、私はふと思うんです。
「でも、ウォーキングって、全身をじんわり動かしてるよね?」
「もしかして、ただの“カロリー消費”だけじゃ測れない良さがあるんじゃないの?」

そんな疑問から、今回はこの2つの運動を「身体の使い方」という視点から、少し掘り下げてみました。


🚶‍♂️ウォーキングは“地味にすごい”

ウォーキングって、一見すると「軽い運動」に見えがちです。
でも、実はかなりの全身運動。特に意識して歩けば、体幹、肩甲骨、股関節といった普段の生活ではあまり動かさない部位が自然と使われていきます。

さらに、地面を踏みしめ、バランスを取りながら進むことで**姿勢を支える筋肉(インナーマッスル)**も活性化。

「ただ歩いてるだけ」と思っていても、じわじわと汗がにじんできたり、終わったあとに全身がスッキリするのはそのせいなんです。


🚴‍♀️ロードバイクは効率的な“エンジン運動”

対してロードバイク。
こちらは「脚」に特化した運動。特に大腿四頭筋(ももの前側)やハムストリングス、ふくらはぎがよく使われます。長時間乗ることで心肺機能も向上し、スタミナ作りには非常に優れたトレーニングです。

しかし、上半身は固定されがちで、体幹が弱い人だと前傾姿勢が崩れて腰や首に負担がかかることも。

効率的に「カロリーを燃やすマシン」的な動き方ですが、「身体全体をくまなく使う」という点では、少し偏りがあるのも事実です。


🔍見えてきた違い:「動かす量」vs「使う幅」

ざっくりまとめるとこんな感じ。

種目主に使う部位カロリー消費全身運動度負担の少なさ
ウォーキング全身(特に体幹、下半身)中〜やや高
ロードバイク下半身メイン高い◯(ただし姿勢次第)

どちらが優れている、というよりも「どちらを今の自分に取り入れるか」がポイント。

・体幹を整えて姿勢改善をしたいならウォーキング
・スタミナ強化や運動量を重視するならロードバイク

目的によって、選ぶ運動も変わってくるはずです。


💡自分の体の声を聞こう

ここまで比べてきましたが、結局は自分の身体と対話することが一番の答え

「あ、最近歩くと腰が痛いな」
「坂道で息が上がるようになったな」
「前より疲れやすくなったかも」

そんなサインを見逃さずに、運動習慣を選んでいくのが、大人世代の賢いやり方だと思います。


📝noteではさらに深掘り!

この記事ではロードバイクとウォーキングの違いをざっくりと比較しましたが、
noteではもう一歩踏み込んで、実際に身体のどの筋肉がどう使われているかや、
**歩き方・ペダリングの質によってどう体への効果が変わるのか?**を詳しく解説しています。

よかったら、続きはこちらから👇
👉 ロードバイク vs ウォーキング。全身運動になるのはどっち?|健仙老師=マッキー



✉️最後に森の中をトレッキング

「ただの運動」と思っていたウォーキングやロードバイクが、

ちょっと違う目線で見えるようになったらうれしいです。

次回のnoteもお楽しみに!
マッキーでした。